About
Gleicheniaについて
Gleichenia(グレイキニア)は、池ヶ谷香奈子と池ヶ谷侑による、東京を拠点としたコンテンポラリージュエリーユニットです。パート・ド・ヴェールのガラスとSV950シルバーを使い、一点もののジュエリーとオブジェを手作業で制作しています。
すべての工程を工房内で完結しています。窯でのガラスの焼成から、鋳造を使わないシルバーの成形まで。2020年の活動開始以来、銀座三越、GINZA SIXのCIBONE、New Jewelry TOKYOなど、国内30回以上の展示に参加してきました。
ガラスのつくりかた
私たちのガラスは、パート・ド・ヴェールという技法でつくられています。砕いたガラスに色の粉を混ぜ合わせ、石膏の鋳型に詰め、数日間かけて窯で焼成します。焼成後に鋳型を割り、一つひとつ手作業でカットし、研磨して仕上げます。
同じ焼成が二度と同じ結果を生むことはありません。ガラスの溶け方、内部に閉じ込められた空気、色と色の反応——すべてが焼成ごとに異なります。だからすべてのピースが本当の意味で一点ものです。各商品ページの写真は、実際にお届けするそのピースを撮影したものです。
シルバーのつくりかた
使用するのはSV950シルバー。純度95%の銀合金で、日本の金属工芸で伝統的に使われてきた素材です。すべてのパーツを手作業で成形し、叩き、曲げ、ヤスリで仕上げます。鋳造は行いません。すべてのガラスの形がわずかに異なるため、シルバーの金具もそれぞれのピースに合わせて個別に調整しています。
コレクション
CAIRN — 世界各地の川辺や山道で見かける石積みの道標(ケルン)に着想を得た、多面体のガラスペンダント。
HENGE — シルバーのパイプからガラスが宙づりになるペンダント。重い石を空に向けて持ち上げるという古代の営みにインスピレーションを得ています。
INWATER — 失透ガラスによるリング、ピアス、ペンダント。ガラスの結晶化を制御することで、淡いブルーと泡のようなテクスチャーが生まれ、水の中を光が透過するような表情をつくり出します。
香奈子と侑
池ヶ谷香奈子 — ジュエリーアーティスト。ウィンブルドン・カレッジ・オブ・アーツ(ロンドン芸術大学)彫刻科 BA(2012年)。
池ヶ谷侑 — ジュエリーアーティスト。チェルシー・カレッジ・オブ・アーツ(ロンドン芸術大学)インテリア&スペーシャルデザイン科 BA(2011年)。
制作、販売、撮影、文章まで、すべてを二人で行っています。
名前の由来
Gleichenia(グレイキニア)は、ウラジロの学名です。ウラジロは、ひとつの茎から対になった葉が伸びるシダ植物。日本の伝統では、ウラジロは清浄さと対の調和の象徴とされてきました。二人の人間、二つの視点、ひとつの実践——その構造に私たちは自分たちの姿を重ねています。
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